世間はもうすぐ夏休みシーズンに入ろうかという7月中旬ごろから
修行制度のお世話になり始めた、北陸生まれ、北陸育ちのアラサーマンです。
ものすごーーーーーーく深いわけがあって札幌に移り住み
偶然見つけたSEMさんの修行制度に参加させてもらえることになりました。
わたしは大体週三回くらいのペースで修行に参加しているのですが、
険しいプログラマー修行の1段目に足をかけたのもつかの間、
ものすごーーーーーーく深いわけを抱えて、この時期に修行30日目を迎えることとなりました。
その人の事情に合わせて参加ペースを調整させていただけるので、ありがたいですね。
皆さんは学生時代の卒業文集に「将来の夢」を書いた記憶はありませんか?
わたしは中学校卒業の時の文集に「将来の夢:ゲーム制作に携わること」と書きました。
そのころ夢中になっていた分野に関連することを将来の夢として文集に載せるなんてよくある話です。
ただ、夢を実現する人なんてほんの一握りで、
大抵の人は忘れたり諦めたり、気持ちが変わったりするように思います。
かく言うわたしも、後者のうちの一人です。
勉強せず部活や遊びにばかり時間を使い、夢を叶えるために行動することは、ほとんどありませんでした。
(数学Ⅱのテストで0点なんてこともありました…)
就活も、昔抱いた「夢」のことなど目もくれず、まったく異なる業種に就きました。
しかし、いろいろ思うところがあって退職し、北陸から札幌への移住を決めたことで、
これからの人生を見つめなおす時間と必要性が生まれました。
そのときに思い出したのが、昔抱いた「夢」のことです。
「どうせ70歳まで労働するようになるんだ。ここらでいっぺん昔の夢でも追いかけてみるか」
そんなわけでアラサーマンは卒業文集に書いた「将来の夢:ゲーム制作に携わること」という夢、
その中でもプログラマーという職種を目指すようになったのです。
これまでの人生を振り返っても、プログラミングなんてやったこともない人間が
どうやってプログラミングを学ぶのか。
幸い?なことに、世の中は技術者不足で求人多数。
技術を学ぶためのスクールもあれば、オンライン学習サイトまであります。
更に札幌は全国的に見てもIT分野がとても盛んな都市です。
環境は十二分に整っている。
あとはそこに飛び込むだけです。
ふと思い立って、札幌にもゲーム開発会社ってあるのかな?と思い、調べてみました。
これが驚くことに、想像していたよりも遥かに多くのゲーム開発会社が見つかったのです。
面白くなって一つ一つサイトを閲覧していると、ある四文字が目につきました。
「修行制度」
そうです、スタジオセムさんですね。
わたしが見つけられた範囲では、こういった制度を設置しているゲーム開発会社は
札幌ではセムさんくらいだったような気がします。
これに申し込まない手はありません。
ひとりで行うプログラミング学習におけるよくある話で、
・一緒に勉強する人がいないから続かない
・わからないところがあっても先生がいないから聞けない
・もういろいろわからん
なんてことがあります。
(ネットで拾った受け売りですが)
ところがどっこい、いざ修行制度に参加してみると…
・自分を含め3人がほぼ同時期に修行制度に参加 ※これは偶然の重なり
・先生が同じ空間にいるのでお手上げ状態のときは質問ができる ※不明点は説明できるようにしましょう
・もういろいろ環境を用意していただいている
至れり尽くせりの超環境なわけです。
幸せものですね。
先に修行30日目を迎えた早寝早起きな卸売業従事者さんの記事でも書かれていますが、
オンライン学習サービスを使ってJavaやSQLをさらりと基礎学習として学び、
その後にスタジオセム社謹製オリジナルカリキュラムを用いて少し発展させた内容の学習を行っております。
現在は課題に沿って簡単なAPIの作成を行っています。
(○○の情報教えて! → ○○だね!ハイどうぞ!みたいな感じです)
プログラマーというのは専門職で、専門職というからには相応の難しさがあるのだそうです。
「専門」ですから、そりゃそうですね。
わたしもその難しさを実感しています。
頭の構造がそんなによろしくないわたしにとっては恐ろしくハードルが高く、
課題1つ解くのにかなりの時間を要しています。
ただ解けた時のスッキリ感はひとしおで、脳から何か危ない成分が出てくる感覚があります。
パズルを解くみたいな感じですかね。
この脳から出る謎の成分の感覚がなかなか気持ちよく、
楽しく修行に参加させていただいております。
現在フリーターなのでアルバイトと並行しながら修行に参加しているのですが、
“この修行を終えればみんなプログラマーとしてキャリアをスタートできる”
なんて保証はどこにもありません。
SEMさんの修行生募集ページにもそんな感じのことは書かれています。
修行内容を100%身に着けられるとは限らないし、物事には「適性」というものもあります。
それでも、プログラマーの世界に飛び込もうとするわたしを「ウチで勉強していきなよ!」と
受け入れてくださったSEMさんの懐の深さには感謝しかありません。
修行を通して自分がどうなるかは、自分でさえもわかりません。
でも、決めるのは自分です。
知らない世界を体験して、一つ違った自分になれるよう修行を続けたいと思っています。