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「修行制度」で異業種からIT業界を目指す(KIさん)

異業種で働きながら取り組んだ修行制度でのプログラミング学習

独力でのプログラミング学習に限界を感じたことで修行制度への参加を決めたと言うKIさん。

IT業界への転職を目指してプログラミングを学び始めたそうで、異業種に勤める傍らで修行に参加いただきました。

プログラミングを学ぶ手段として、なぜ修行制度を選択したのか。
実際に修行に取り組んでみてどう感じたのか。

いろいろとお話しを伺ってみました。

一問一答

修行参加時、どのような職種に就いていたか

観光業界で働いており、IT関連とは異なる業務をしていました。

コロナウイルスの影響で会社の業績が悪化し、休業日が増え、なかなか困ったことになっていたのですが、
これは良きタイミングかもしれないと逆に考え、元々興味のあったIT業界への転職のためにプログラミングの勉強を始めました。

修行制度に興味を持ったきっかけとイメージ

最初は書籍を買ったり、無料の学習サイトを利用したりと、独学でプログラミングの勉強をしていました。

ですが、自分にはプログラミングで何か実現したいことや作りたいサービスがあった訳ではありません。

「これを覚えて具体的に何が出来るようになるんだろう……?」

ただ漠然と勉強していたため独学では限界がありそうに思え、
プログラミングスクールに通って、より実践的なことを学ぼうと考え始めました。

オンライン・オフラインを問わずプログラミングスクールについて調べ、何校か説明会にも参加してみたのですが、
カリキュラムの内容が書籍と大差無さそうでしっくり来なかったり、費用の高さ(大体数ヶ月の期間で数十万円ほど)にネックを感じたりと、
なかなか踏ん切りがつかずにいました。

その中で修行制度は、実際の現場で実践的な内容が無料で学べそうだという点が魅力的でした。
社内ブログ記事も豊富で、雰囲気の良さそうな会社だなと思えたことも決め手の一つです。

メンターはどんな人?

現役のプログラマーなので普段は通常業務に取り組んでいらっしゃいますが、
カリキュラムの課題について質問をしたときなどには丁寧に説明してもらえます。

また、なかなか課題が解けずに悩んでいるときには、向こうから声掛けしてもらえたりもします。

さらに状況に応じて、提出した課題の答えに対して、もう一歩踏み込んだ内容の課題を出してくれたりと、
こちらを成長させようとしてくれている気持ちが伝わってきます。

コードレビューの中でも、基本的にただ答えを教えるのではなく、
自分で答えに辿り着けるようやり取りをしてもらえるので、考える力も育まれます。

修行を振り返って

カリキュラムを進めていく事で、プログラミングについての基本的なことを一通り学ぶことが出来ます。

・環境構築
・データベースの操作
・ソースコード作成
・gitでのソース管理   等々

カリキュラムの課題の中には、ゲームサーバ開発を強みとしている会社ならではの課題が多くあります。

自分が普段何気なくプレイしているゲームの、ログインの仕組みやアイテムの獲得、フレンド機能など、
「こんな処理が行われていたのか」と裏側を知ることが出来て、楽しく学ぶことが出来ました。

働きながら修行する際に意識したこと

自分の場合は、在籍していた会社の平日の休業日(週2~3日ほど)に修行に行くという形をとらせてもらっていました。

出勤日は仕事が終わって家に着いたあと、購入していたプログラミングの入門書などを読んだりしましたが、
修行まで日が空いてしまったことで、カリキュラムの課題に太刀打ちできなかった部分があったので、
可能であれば修行には毎日通った方がよいのではないかなと思います。

修行を検討中の方へのメッセージ

主に自分のように「未経験からIT業界へ挑戦したい!」という方に向けてとなりますが、
昨今のIT業界の転職市場では、有名プログラミングスクール出身の応募者が増え過ぎていて、
有名プログラミングスクールに通っても他の応募者と差別化がしづらいなんて話もチラホラ出ているようです。

あくまでもそういう話があるというだけで、転職に強いスクールもあるかと思いますが。

同じように学ばれている方が周りにいる中で、修行に参加し、実際の現場で実践的な内容を学んだということは、
他の人とは違った角度からアピールできる武器になるかもしれません。

まとめ

自分に合う方法として修行制度で学ぶことを選択されたKIさん。


お仕事をされながら修行に取り組んだとこで、課題に取り組むまでの日が空いてしまい、
難しく感じる場面もあったようです。

現在も新しいことに取り組み、できることの幅を広げながら、
プログラマーとしての能力を日々向上させています。