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元QAのガリガリ君が修行を終え1年が経過した

乗っかるんですよ。おなかの肉が。
ベルトでがっちり押さえつけてもなんのその。「俺より強い奴に会いに行く!」と言わんばかりに外へ出たがるんですよ。
生まれてこの方、ずっと苦楽を共にしてきたのに。なんて薄情なやつなんだ。

まあ、本当に出て行ってもらえるなら願ったり叶ったりなんですが。

体も身体も日々成長しております私でございますが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

心の成長が追い付かない、特定箇所の成長期真っただ中、どうもガリガリ君でございます。

早いもので、修行を終えてから1年が経過いたしました。

修了を迎えてから1年も経っていますからね。
さぞかしスペシャルでミラクルな超絶テクニックが身についているに違いありません。

改めてカリキュラムで行っていたことを振り返ってみましょう!

ええと、なになに。
データベースの設計を行ったり、
javaでデータベースの情報を取得するプログラムを書いたり、
一連の動作を行うAPIを作成したり…と。

なるほど、なるほど。

では、直近の作業と比較してみましょう。

データベースの設計をしましたね。
データベースの情報を取得する処理を書きましたね。
APIを作成しましたね。

…うん。

「変わっておらぬッ!」

作業速度、コードの可読性などクオリティに多少の変化は見られますが、
内容部分だけピックアップすると、完全にカリキュラムの延長なんですね。

あまりの衝撃に、世紀末における覇者的な方があふれ出てきましたが、
やっていることは基本的に修行当時と変わっていませんでした。

扱うデータが多くなったとか、考慮しなければならないことが増えたとか、
あとは、処理が複雑になったとか、違いと呼べる箇所はいくつもあるんですが、
土台となっている部分は一緒なんですね。

カリキュラムの内容がいかに実践的であるかということがうかがえます。

個人的な変化を挙げるとすれば、突然の仕様変更に対しても、それなりに柔軟な対応ができるようになった、などでしょうか。

始めた当初は考えていたことと違うことを言われると、すぐパニックに陥ってしまってましたからね。
まっすぐ進んでいたのに、急に180度違うことを言われ、どうしてよいかわからなくなったりするなどよくありました。
まあ、改めて当時を振り返ると、180度どころかちょっと脇道にそれた程度の微々たる変更だったのですが、
一点集中で考えているとそのような心理状態になってしまっていたなと。
(今でもそのきらいが往々にしてありますが…)

よく言われる「変更に強いコード」というものを実感できるタイミングでもあります。

さて、semのカリキュラムをほんのり持ち上げたところで、
更なるステップアップをするには一体どうしたらよいのか、
私なりに色々考えてみました。今後どういう風に進んでいくのか。

「やりたいことを増やす」

この辺りに焦点をあわせていければなと。

今までは、目の前に課題が提示され、それをどうクリアするか。
その一点だけを考えており、それを消化するためにはできることを増やす。
そのように進んでいた気がします。

しかしながら、ある程度作業にも慣れ、多少なりとも自分への負担が少なくなってきた今日この頃。
次にやるべきことはなんなのか。

カリキュラムで作成したAPIなんかは、自分の環境で動いているかどうかを確認していましたが、
実際にゲームサーバに置かれたAPIが正しく動作するのかを確認する必要があったりします。
そのためターミナルを駆使しLinuxのコマンドをポチポチしながら確認しているのですが、まあ使い方が難しい。

これも修行の後に身に着けたものの一つですが、使いこなしているとは言い難いので、
技能と呼ぶには多少の憚りがありますね。

今自分が駆使しているコマンドはあくまで氷山の一角で、便利な使い方はもっとたくさんあるようです。
やりたいことはぎりぎりカバーできていると思うのですが、
できていると思っているがゆえに別の手法に目がいかない。
そこで、やりたいことを増やすことで、より己の知見が広がりやすくなるのではないか、そんな風に考えております。


この一年がたかがだったのか、されどだったのか。
この先自分がどうなっているのか。そこではっきりすると思います。

以上、ガリガリ君でした。

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